波形鋼板自身が大きなせん断耐力を有しているので、橋脚と波形鋼板の間に
エポキシ樹脂やモルタルを注入する必要はありません。
図-1 波形鋼板による橋脚のせん断補強
2) 波形鋼板により橋脚の曲げに対するじん性を増強する場合
図-2に示すような波形鋼板により橋脚を曲げに対するじん性を増強する場合、
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②波形鋼板巻立て工法ではなぜ曲げに対するじん性が向上するか
に示すように、波形鋼板のアコーデオン効果により、大きな拘束効果が得られるので、
エポキシ樹脂やモルタルを注入する必要はありません。
図-2 波形鋼板による橋脚の曲げに
対するじん性を増強