(4)高耐久性鉄筋コンクリート補修法

塩害で劣化したコンクリート部分の鉄筋を防錆し補修しても、今度は他の部分の鉄筋が錆はじめます。
コンクリートのはつり加減では、ひび割れを進展させ、健全な部分にも、損傷を与えます。
劣化部分のみを効率的に除去し、あわせて鉄筋の錆も除去できる方法を提案いたします。
塩化物イオンを含むコンクリートを除去しても、飛来塩分を完全に防ぐことはできません。
鉄筋の不動態は塩素イオンにより破壊され錆が発生しますが、不動態を再構築し、一定の塩分存在化
においても不動態を維持できる方法を提案いたします。。
これにより、腐食電流を防止することができます。
さらにfail safe として、腐食環境が厳しい場合、万一腐食電流が発生した場合においても、防錆が
維持できる方法も提案いたします。


腐食電流